薬と健康の週間〜電子おくすり手帳に思うこと〜
みなさんこんばんわ
ひさしぶりの更新です。
去年、薬と健康の週間でブログを書いてからはや一年が立っているのにビックリしてますが、(内容はこちら)
hodohodo-pharmacist.hatenablog.com
去年は複数の薬剤師による同時多発の企画に背中を押されたような感覚で書きましたが、やはり発信は継続しないといけない!という思いで今回は書いてます。
前置きが長くなりましたが、今回のテーマは電子おくすり手帳です。
思いつくままに電子おくすり手帳のいいところをあげてみます。
1、スマートフォンなので、いつでも持ち歩く。
2、紙と違って劣化しない
3、処方せんを送信する機能がある*薬局側が対応していることが条件
4、歩数計など、健康維持に役立つ機能が付いてくる
5、薬局での一部負担金が安くなる*薬剤師さんに手帳を提示することが必須
6、薬についての相互作用や重複を薬剤師さんがチェックしてくれる(これは紙でも同じ)
一方、デメリットは
1、バッテリー切れの時は閲覧できない
2、処方せんを送信できない場合がある(薬局側が対応してない、など)
3、薬局でスマホを見せないといけない(パスコード画面も含めて)
4、アプリストア上では50を超えるアプリが存在し、何を選んでいいかわからない
こんな感じでしょうか。
実際はチェーン薬局やドラッグストアではそこの企業のアプリが存在し、薬剤師会などで推薦しているアプリがあったり、統一感は無いですね。
震災を経験した県に住んでいる自分としては紙のおくすり手帳の重要性も理解できますけどね。どちらにしても、自分の体を守る大事な情報ですから是非持ち歩いてもらいたいです。
活用のポイントとしては
① 普段利用する薬局が電子おくすり手帳に対応しているか?処方せんを送信できるか?
② 利用するアプリが定期的にアップデートされているか?(突然サービスをやめることもあるから)
突然サービス停止とかやられると薬局側でも利用者に対して退会や別のアプリの提案などいろいろ面倒になることもあります。
まとめ
こんな人に電子おくすり手帳をオススメ
①普段よく医療機関を利用する人
②処方せんをfaxしたいが、手元にfaxがない(医療機関にない)
③家族の薬も一元管理ができる(家族登録などで遠方の家族の薬の情報も管理できる)
電子処方せんが議論されるようになり、ますますICTが医療の現場で活用されるようになっています。
ちょっとでも興味がある方は、近くの薬局で薬剤師さんに相談してみてはいかがでしょうか?きっと優しく答えてくれますよ!
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
思いつくままに書いたので、ご指摘など遠慮なくいただけるとありがたいです。